| また痛ましい事故が起きてしまった。
26歳という若さのために、思わずスピードを出してしまったとしたら、残念ながらその過失は大きいと思うが、もし道に不慣れだったり、開会式の時間を気にして、3年生の乗ったもう1台のバスに追いつこうとして、スピードを出し過ぎて事故を起こしてしたったとしたら・・・。 私も子供たちやチームの荷物を自家用車に載せて、試合会場へ行くことが多かった。5・6台の自家用車で隊列を組んで会場へ向かっても、信号待ちなどで、どうしてもバラバラになってしまう。全員が道を良く知っていたら問題ないが、道を知らない保護者は前の車に追いつこうと、焦って運転しがちだ。「ウチのチームは大丈夫だ」なんて事は言えないと思う。 また、柳ヶ浦高野球部の大型バスは古くて、運転席にしかシートベルトが付いてなかったようだ。もっと新しいバスで部員全員がシートベルトをしていたら、最悪の事態は避けられたと思う。それに専門の運転手を雇っていたら、安全運転にもっと気を付けただろう。その点は、学校側の過失も大きい。 まだ記憶に新しいが、2007年12月にはこんな事故も起きた。
また、もし保護者の代表が同行して子供たちに気を配り「危ないから席に着きなさい」と指導していたら、こんなことにはならなかっただろう。保護者がコーチに責任を押し付けているようにも感じる。 現在の自動車の技術では、事故を完全に防ぐことはできないが、被害を最小限に抑えることは可能だと思う。2件とも車外に放り出されたことが致命傷となっている。それを防ぐためには「全員がシートベルトをする」ことだ。上記の2件とも、シートベルトをしていれば、死亡事故にはならなかったはずだ。 だから子供たちは車に乗る時は必ず「全員がシートベルトを付けてほしい」し、チームスタッフも保護者もそのように指導してほしい。 それが、運転してくれる人を加害者(犯罪者)にしない為の最も簡単な対策だと思う。 |
2009年8月1日土曜日
柳ヶ浦高野球部バス横転死亡事故を考える 2009.07.13
これは、 2009.07.13に書いたものを転記したものです。
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